歴史のロマンを感じる!勝連城跡

まるでヨーロッパの古城。圧巻の城壁が美しい、沖縄最古のグスク

沖縄の世界遺産に登録された9つの史跡の中で、勝連城跡はグスクとして沖縄最古。雄大な空を背にした高台にそびえ建つ流線型の石垣と、海を見下ろす美しいロケーションの勝連城跡は、パワースポットとしても高い人気を誇っています。歴史上の人物として沖縄では有名人の阿麻和利(あまわり)の居城として有名なのですが、以前は悪者だといわれていた阿麻和利が、研究が進むにつれて実は素晴らしい人物だったということが分かっています。

勝連城は城塞ではありますが、その城内には、神が祀られる「御嶽(うたき)」と呼ばれる神聖な場所が数か所あります。首里城や他の遺跡にも存在する御嶽とは、沖縄の人にとって大切な場所。敵を寄せ付けない堅牢な建物というだけではなく、心の通った城だったのです。

訪れた日が晴天でも曇天でも、心が歴史に鷲掴みにされる場所

勝連城跡は4つの「曲輪(くるわ)」という区画から成り、一番下「四の曲輪」から急な階段を上り始め、「三の曲輪」「二の曲輪」と息を切らせて上った頂きの「一の曲輪」に足を踏み入れた途端、360度の絶景が待っています。眼下に広がる青い海はひたすら壮大で、沖縄の東海岸の約3分の2が見渡せるそうです。かつて阿麻和利もこの眺めを見ていたのだと思うと、頭上にひたすら広がる空にも吹き渡る風にも、一味違う感慨が込み上げてきます。時間の許す限り、悠久な時の流れに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

「難攻不落の鉄壁の城塞」と知られた勝連城。敵の侵入を阻むためわざと急勾配をつけた階段なので、雨の日は滑ります。十分に気をつけてくださいね。